Friday, November 29, 2013

高山忠洋が単独首位に!2打差で宮里が追う、田中秀道が5位Tに浮上




2011年11月25日19時16分




リーダーズボード
順位 選手名 スコア1 高山 忠洋 -9
2 宮里 優作 -7
3 上井 邦浩 -6
4 小平智 -5
5 田中 秀道 -4
諸藤 将次 -4
7 上田 諭尉 -3
P・マークセン -3
小田 孔明 -3
宮瀬 博文 -3


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トータル9アンダーまでスコアを伸ばした首位の高山忠洋(撮影:岩本芳弘)






カシオワールドオープン 2日目◇25日◇Kochi黒潮カントリークラブ(7,280ヤード・パー72)>

 高知県のKochi黒潮カントリークラブで開催中の、国内男子ツアー「カシオワールドオープン」は2日目の競技を終了。3位タイからスタートした高山忠洋が、4つスコアを伸ばしトータル9アンダーで単独首位に浮上した。首位スタートの宮里優作はスコアを伸ばせず2打差の2位に後退。3打差3位には上井邦浩、4打差4位には気鋭の若手、小平智がつけている。そして、田中秀道がこの日のベストスコア“66”を叩き出し5位タイに急浮上した。

遼、アイアンの距離感に苦しみ24位タイに後退

 高山は「昨日と同じで風が吹いたので高低差をつけるように挑んだ」ことが功を奏し、2日連続で好位置をキープ。火曜日の朝、レストランで永久シード保持者、青木功から「感覚的なもの」というアドバイスをもらったことも良い方向にゴルフを運んだようだ。先週は青木のアドバイスで武藤俊憲が「ダンロップフェニックス」で2年ぶりの優勝。「青木さんのパワーをもらって頑張りたい」。開幕戦以来となる今季2勝目をつかめるか。

 悲願のツアー初優勝に向け、何とかイーブンパーで踏ん張った宮里は「逆転されたけど、くっついていける順位。パットの調子は上がっているので楽しみです」とチャンスをものにすべく虎視眈々。「風でイメージするのが難しいけど、昨日、今日のようにプレーできれば」と抱負を語った。

 田中は今季、日本プロ以来となる予選通過。昨年は単独首位発進と相性がいい大会で存在感をみせた。「ずっと状態が良くなくて、先週のサードQTも落ちて、今回は推薦をいただいて優勝を目指す気持ちで出た。サードQTを落ちた人間が優勝なんて、とも思うけど気持ちだけは優勝を目指して」奇跡の復活劇を目指し残り2日間戦い抜く。

 なお、この試合で鈴木亨細川和彦谷口拓也らが賞金シードを落としてしまった。鈴木は18年連続保持した賞金シード権を喪失。「あっけない。こんな終わり方をするなんて。ショットがいい感じになってきたが遅かった」とコメント。来季は生涯獲得賞金ランキング上位25名以内の資格でツアーに出場する。

【2日目の順位】
1位:高山忠洋(-9)
2位:宮里優作(-7)
3位:上井邦浩(-6)
4位:小平智(-5)
5位T:田中秀道(-4)
5位T:諸藤将次(-4)
7位T:宮瀬博文(-3)
7位T:上田諭尉(-3)
7位T:小田孔明(-3)
7位T:プラヤド・マークセン(-3)

24位T:石川遼(+1)他10名

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